2020年6月21日日曜日

【川口こども食堂】子ども食堂・学生サポート


~子ども支援活動紹介④~

カテゴリー:子ども食堂






【川口こども食堂】


Twitter:

川口こども食堂 (@kodomoshokudo)さん
https://twitter.com/kodomoshokudo?s=03


MAIL:

川口こども食堂広報事務局



【開催対象者】


主に、埼玉県川口市周辺にお住まいのご家族が対象となります。

(※開催場所まで行くのが可能であれば、どなたでも。)


【開催場所】


川口中央福音自由教会

(住所:川口市上青木6-7-17)

車、自転車の駐車スペースのご用意がございません。
徒歩か、最寄りの公共交通機関をご利用下さい。


【開催日時】


毎月、第4土曜日。

(※稀に変動あり。要お問い合わせ。
合わせてSNSの情報もチェックして下さい。)


【開催内容】


◎こども食堂

◎こどものための職業体験

◎学生ボランティアのサポート
(こども食堂の運営講座)


【開催する期間】


ニーズがある以上、続けていきます。




※食事の提供をするスタッフさんの様子


【開催団体のご紹介】


~代表・佐藤匡史様より~

昨今の貧困により、十分な栄養を採ることが出来ないこども達や、シングルマザー・ファザーのご家庭でお仕事が忙しく、一人で晩御飯を食べているこども達がたくさんいます。
川口こども食堂では、そのような家庭環境の親子に低価格で食事を提供します。
埼玉県川口市内の教会をお借りして、毎月第4土曜日のお昼に開催中です。 

またこども食堂の中では【大人の背中シリーズ】という『職業体験』も実施しています。鉄道会社の運転士さんや消防士さんなど各業界で働いている方を講師にお招きして、こども達が実際に制服を着る、などしながら業務を体験する事ができる「教室」です。

こども食堂の運営に関心のある学生さんに向けた講座
学生ボランティアスタートアップ講座】も実施しています。
講座では運営の基礎を学べたり、実際にこども食堂のスタッフも体験できます。
こども食堂の立ち上げ方まで指導するなど、本格的なサポートを行っております。

学生によるこども食堂のボランティア団体は、現在全国に30ヵ所あります。
大人主体による団体は3,700ヵ所ですが、こども食堂の数が年々減ってきているため、このような運営講座を始めました。

また最近では、コロナ問題により夜のお仕事をされているシングルマザーの支援
※ハピママメーカープロジェクト』さんの活動フォローもしております。
(※前回の記事を参照。)

2年前、埼玉県知事が『こどもの貧困を無くす』ことを表明。
県内の小学校数と同じ“800ヵ所”に、こども食堂を増やすという目標を掲げました。
行政と協力して、県内では現在300ヵ所強までこども食堂を増やす事が出来ました。

ただ埼玉県内では、こども食堂の運営にあたり公民館などは使用しにくい状況にあります。
そのため、個人経営の施設などに交渉しなければなりません。
そのような制限もあるので、運営上の課題もまだまだ残っています

始めの頃は『貧困問題』を解消するためにこども食堂を始めましたが、運営を続けていくうちに『地域コミュニティ再生』のためにも必要なのだと気づきました。
【困っている家族を助けたいと考えている人の居場所】としても機能しています。

もはやこども食堂は、“こども”だけじゃなく“地域の人たちの居場所”として成り立っています。

私は、映画“ALWAYS三丁目の夕日”のような日常の復活が、今の日本にとって必要だと思っています。

もし貧困問題が無くなったとしても、こども食堂は続けて行きたいです。




※色とりどりで栄養抜群な献立




※職業体験の様子



【開催を必要とする方々へメッセージ】


新型コロナの影響により普通に外出できる状況ではないので、ストレスが溜まっている、という方がほとんどではないでしょうか。

特にこども達は、学校の変化もあり尚更だと思います。
ただ、どんな状況でも『こども食堂』は存在しています。
コロナ問題で、なかなか普段のように活動出来なかった支援団体さんも多いと思いますが、私達の所だけではなく、活動を再開しようと頑張っている支援者が大勢います。
それを皆様に知ってもらえれば幸いです。
ぜひ気軽に活動の門をたたいてください。





※スタッフさんと、こども達



【きがるにつながる町田の会より】


ハピママメーカープロジェクト様からのご紹介で、取材のバトンを受けて下さり本当にありがとうございました!
こども食堂の中に職業体験を取り入れたり、学生ボランティアのサポートや運営講座など、こども食堂だけで終わらせない多彩な支援が素晴らしいと思いました。
また支援する場所の課題など、現状では難しい点も多いのだと知りました。
埼玉県の行政と民間福祉の連携は、ぜひ全国に拡がってほしい形です。
地域の大切な居場所として、ぜひこれからも川口市でこども食堂を続けてほしいです。
私達からも発信して、応援して行きます!

(きがるにつながる町田の会・一同)



【川口こども食堂・お問い合わせ】


川口こども食堂広報事務局:


0 件のコメント:

コメントを投稿